「畳をフローリングに!」
畳からフローリングにする工程です。
①畳を撤去すると、杉板が貼ってあります。畳がひかれていた杉板は綺麗です。
②杉板の上に根太を取り付けます。根太の間隔は30cmです。畳の厚み(60mm)に揃えるので、根太
で厚みを調整します。
③根太の間に床断熱材を入れます。昔の家は壁に断熱材が入っていましたが(形式的に入ってい
た)、床には入っていませんでした。
④根太と断熱材の隙間を埋めるため、気密テープを貼ります。
⑤フローリングの下地材でベースパネル(12mm厚)合板べニアを貼ります。堅木です。
⑥無垢のフローリングを貼ります。幅が75mmで狭いので施工には少し手間がかかります。この無
垢板は堅木の為、スペーサーを入れて隙間を作ります。無垢の為、湿度が高いと水分を吸うの
で隙間を作っておかないと板が反ってしまいます。
(無垢フローリングの他に合板べニアフローリングがあります。これは、べニアの表面に板の
模様が印刷してあります。幅は303mmなので貼る手間は少ないので安価で出来ます。)
⑦無垢フローリングの仕上がりです。無垢板は、ぬくもりがありますが合板べニアフローリング
は冷たいです。裸足で歩くとその違いがわかります。
(フローリングは、鎌倉にある小さな建材屋さん「アトピッコハウス」さん)







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